<photo 下村しのぶ>


■ギャランティーク和恵 (福岡県出身)

 好きな歌手/ちあきなおみ 前川清 内藤やす子

 好きな作家/川口真(作曲家)
       宇崎竜童(作曲家)
       浜圭介(作曲家)
       
<ギャランティーク和恵が生まれるまで>

 幼少の頃から歌謡曲の世界に魅了され、唄のみならず、衣装、ヘアメイク、グラフィック、舞台、演奏スタイル、サウンドなどの様々な要素からなる昭和40年代のエレガントな世界観をこよなく愛するようになる。

 小学時代、祖父が趣味で集めていた「昼の歌謡曲」のカセットテープを漁っては聴くようになり、今の時代にはないサウンド、コード進行に新鮮さを覚えひたすら感動をする。そして、テレビ番組などで流れる昔の歌手たちのステージ衣装や舞台の豪華さにも衝撃を受け、 徐々にその頃の時代の空気を求めるようになった。一番始めに影響を受けたのは、TBSの芸能ニュースのような番組(昭和40年代)で「山本リンダ」が会場のテーブルに乗って「狂わせたいの」を唄い、 大勢のカメラマンに写真をバシバシ撮られている映像だったのを記憶している。それから愛聴したのは「平田隆夫とセルスターズ」や「内山田洋とクールファイブ」「フォーリーブス」そして「ザ・ダイナマイツ」「ザ・カーナビーツ」などのGSを雑食にと、何故かグループ物が多かったのは偶然かはたまた必然なのか・・・。

 そんな思春期を過ごした和恵は、そんな美意識を「美術」の世界に求めようと美大を受験する。浪人を重ねる間も、30代40代のオネエ様たちと「紅白歌合戦」の鑑賞パーティに明け暮れ、そこで初めて「ちあきなおみ」の「夜へ急ぐ人」の歌唱シーン等を観て衝撃を受ける(というか半分大笑いする with 愛を込めて)。昭和40年代の全般を好む中でも、ひときわ「歌手」が華やかに活き活きと存在するそのステージや演出などが、自分の求めている世界であるということを無意識ながらも細胞がそう叫んでいた二十歳の春、武蔵野美術大学に入学。

 しかし大学でデザインを専攻するが表現が噛み合わず、自身がその世界をパフォームする事を選び、演奏隊と賑やかしダンサーを含めた総勢20名ほどの歌謡集団「真夜中のギャランとハローロマンチカ」を結成。それ以降は「歌手」という表現を軸に、衣装、ヘアメイク、グラフィック、映像、音楽など様々なメディアを取り込み、自分自身の美意識を発信する活動で現在に至る。
 
 

■活動歴

[1999年〜2001年]


和恵が主宰するライブ&パフォーマンス団体、 「真夜中のギャランとハローロマンチカ」誕生。往年の歌謡曲歌手を毎回1人取り上げ、その歌手をテーマに、 衣装、ダンス、キャラクターなどを変幻させるステージを行う。
武蔵野美術大学の芸術祭野外ステージで、毎年トリを勤める。


● 1999 @野外フェス

●1999 @野外フェス

●2000 @野外フェス
● 2000 野外フェス
● 2001 野外フェス

● 2001 野外フェス


[2002年]

解散。 総勢20名近くのバンドスタイルを5名のシンプルなバンド編成にし、 「ギャランティーク和恵」を専属歌手とした、 「真夜中のギャラン」を再結成。 渋谷「青い部屋」の扉を叩き、オーディションに合格。ライブを行う。


●2002 @青い部屋


[2003年]

青い部屋を拠点にひたすら歌謡曲を唄いまくる。さらに、武蔵野美術大学の芸術祭野外フェスティバルに再び参加し、原点のパフォーマンスを披露する。


●2003 @青い部屋

●2003 @野外フェス

●2003 @野外フェス


[2004年]

青い部屋でお世話になっていたシャンソン歌手、ソワレ氏が、 新宿ゴールデン街にシャンソンバーを開店と共に、拠点を新宿ゴールデン街に移す。 バンドでの活動以外にソロ歌手としての活動が盛んになり、 ミュージシャン、ダンサー、アーティスト、ドラァグクイーン等と、都内から地方にまたがった活動が主になる。また一方で、シャンソン歌手「あやちクローデル」と共に、 スナック系厚化粧ユニット「Lip Sticks」を結成。 「唄の見世物小屋」をテーマに、華やかで美しく熱気あるステージを追求する。


●2005 LipSticks @青い部屋

●2005 LipSticks @青い部屋

●2005 LipSticks @青い部屋

●2005 LipSticks @青い部屋


[2005年]

活動の拠点に新宿二丁目が加わる。 ドラァグクイーン界との交流を深めたいと考え、ゲイカルチャーに唄で挑む。 月1の定例ライブ「星屑スキャット」を設け、 「ミッツ・マングローブ」「メイリー・ムー」らと 「スキャット3人娘」を結成。新宿advocates tokyoでのライブを拠点に、 ホテルなどのパーティでの営業を行い、 3人のそれぞれのキャラクターを活かしたステージを行う。 年末にはセルフプロデュースによるディナーショーを行い、大盛況で幕を下ろす。 さらには、シャンソン歌手「ソワレ」氏との共同イベントで、唄あり芝居ありのエンターテイメントステージ「Doki Doki パニック」を開催。4月と12月の2回の公演を「新宿ゴールデン街劇場」と「プーク人形劇場」にて行い、成功を納める。


●2005 星屑 @advocates

●2005 星屑 @advocates

●2005 星屑 @advocates

●2005 ドキ☆パニ @G街劇場

●2005 ドキ☆パニ @G街劇場

●2005 ドキ☆パニ @G街劇場

●2005 ドキ☆パニ @G街劇場

●2005 ドキ☆パニ2 @プーク

●2005 ドキ☆パニ2 @プーク


[2006年]

8月に初めてのソロリサイタルを、青山「月見ル君想フ」にて開催。大盛況のなか幕を下ろした。そして、京王閣の歌謡ステージや、恵比寿にある歌謡曲バー「X+Y」での定期出演、小倉・京都・札幌などのライブハウス、バーなどのステージに出演した。また、月に一度の定例開催をしていた「星屑スキャット」が、新宿二丁目だけに留まらず多方面 に渡る活動を開始。
様々な業界との交流を深め、その名が知れ渡るようになる。昨年も行った「星屑スキャット ディナーショー」を今年は新宿歌舞伎町「PINK BIG PIG」にて盛大に行い、歌謡界の女王「弘田三枝子」さんからお祝いのメッセージと花束を頂くというサプライズの中、新宿二丁目のクラブ「ArcH」にて行っていた定例イベントも、12月をもって終了した。ソワレ氏との年末恒例イベント「DOKI★DOKI パニック!」も第3回目となり、会場も渋谷「O-WEST」と内容共々パワーアップする。


●2006 リサイタル@月見ル

●2006 リサイタル@月見ル

●2006 パーカー@京都

●2007 星屑@札幌

●2007 星屑@ArcH

●2007 星屑ディナー@PBP


[2007年]

○ライブハウス「月見ル君想フ」「UFO CLUB」「青い部屋」などでの出演の他、3月には
新宿ゴールデン街劇場にて、セイキシアターpresents、舞台「愛の夢」に凛子役で出演。10月にはフランスはマルセイユにて、アートフェスティバル「act Oral 6」に出演。マルセイユの港町にて日本の演歌を唄った。11月には自身の初CDアルバム「ビューティフル・アルバム」が、vivid sound よりリリース。往年の歌謡曲を和恵自身が選曲、歌唱で綴った内容で、プロデューサーに「THE THRILL / WaSaBi!」の「すみださとし」氏を迎えて制作。同時に2007年度のリサイタルが、CDのリリースを記念して11月に表参道にある「CAY」にて行われ、今年も盛況の中幕を下ろした。12月には、吉祥寺にある老舗のジャズクラブ「SOMETIME」にて、「昼の歌謡曲」と題しソロコンサートを開催した。

○星屑スキャットの活動も、新宿2丁目のクラブ「ArcH」でのライブステージや、X+Y(恵比須)での定期出演から、南は沖縄、北は札幌まで駆け付けライブを行う。星屑スキャットpresentsイベントとして5月に「女装歌謡コンサート」(歌舞伎町PINK BIG PIG)、8月に「東京湾大歌謡祭」(お台場発クルージング)、12月は恒例「輝く!星屑レコード大賞」(新宿2丁目「ArcH」)と、変わらず精力的に活動。

○また、9月末に自身の店「夜間飛行」が、新宿ゴールデン街にオープン。ちあきなおみのレコードジャケットで使われたという由緒ある店内の趣を残しながら、新しくスタートした。

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